《7ヶ月》
・舌と上顎でつぶせるかたさ(豆腐くらいのかたさ)
・7倍粥を50g程度
・2回食は、1食目の1/3〜1/2ぐらいから始め食欲があるようなら1回目と同じ量にしていく。
・豆腐、豆、納豆、魚は脂肪分の少ない赤身も使えます。
・野菜は、8mm角ぐらいのさいの目にしてやわらかく煮る。(30g以上、3品目以上)
・一応アレルギーの心配のない子で離乳食が順調に進んでいる場合は、この時期より鶏ささ身肉、
卵を入れていく。固ゆでにした卵黄をスープでのばしたものを一さじから始め、3〜4日続けてみて便の
様子やアレルギー症状を観察する。卵白は、後期食から取り入れる。鶏ささ身肉も茹でて、すりつぶして一さ じから始める。 ・牛乳は調理用としては使用してもよい。
・バター、マーガリン、サラダ油も少なめに使用してもよい。
《8ヶ月》
・5倍粥を50〜80g程度
・離乳食から栄養の約1/3をとるようにする。
・1回に与える量と種類(特にたんぱく質を多く含む食品数)を増やす。
・たんぱく質や野菜を2〜3種類組み合わせたメニューを作って与えるようにする。
・母乳の量が急速に減るので、保育園では育児用ミルクのみにする。
中期のポイント
・何でもよく食べてくれる時期
・手づかみ食べが出てくるので、十分させてあげる。
・だんだん味覚が敏感になってくるので、いろいろな食品に慣れさせることが大切です。
知恵もついてくるのでこの時期に試していきましょう。
・材料のつぶし方、切り方を少しずつ粗くしましょう。赤ちゃんの食べる機能は、飲み込むだけでなく、食べ
物を舌で上顎に押しつけてつぶして、後ろへ送って飲み込むということができるようになります。 ・歯がためになるものを与える。手にもって食べられる、少し固めのものでも食べるようになります。
・すすり飲みのトレーニング:スプーンを横にして上唇にあてがい飲ませる。スープ類をスープ碗から飲める
ようにする無理強いしない。 |