子育て育児の悩みをスッキリ解決!子育て119  

4〜5カ月の赤ちゃん


体の成長と運動機能の発達

体重が急激に増えるのは生後3ヵ月くらいまで。4〜5カ月位になるとふえ方がゆっくりになります。
 4カ月にはいれば90%の赤ちゃんの首がすわります。あおむけに寝かせて腕をもって上体を引き、起こすと首がちゃんとついてくるでしょう。こうなれば首すわりは完成です。腕や胸のも筋肉がつき腹ばいさせると上体を持ち上げたりできるようにもなります。早い赤ちゃんだと寝返りもできるようになります。ただ寝返りの時期にはかなりばらつきがありますので、今できないからといって心配することはありません。

知覚の発達と認識能力

視覚が発達してきて、遠くのものを見つめたり色の見分けもつくようになります。腹ばいになればさらに視野が広がり声をかけるとゆっくり振り向いたりするようになるでしょう。音に対する反応も敏感になりドアの音、テレビの音にも興味が出てきます。
 こうした行動は、赤ちゃんの感覚機能の発達をしめすとともに、赤ちゃん自身がその楽しみを味わうようになったという知的な面の進歩のあらわれです。
 音の出たり動いたりするおもちゃ大好きで、自分で手を伸ばしてきたり、握ってみたり、口もっていったりするでしょう。音などの刺激に反応しながら、赤ちゃんは新しい世界への認識を深めているのでしょう。

心の発達

お父さんやお母さんの顔がはっきりとわかるようになり、泣いていていても人が近くにくると泣き止んだり、家族の声を聞き分けたりすることもできます。
 こうした行動は大人の存在を意識し始めた証拠です。思うようにならないと激しく泣いたり、顔を真っ赤にして怒ったりしますが、親が声をかけると少し態度が変わったりします。これは、お父さんやお母さんと赤ちゃんの最初の絆が出来上がった証なのです。
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