体の成長
体重増加はますますゆっくりになってきます。成長のテンポの違いから個人差が目立ってくるところ。対格は両親の遺伝的な影響が大きく、食欲も赤ちゃんによってかなり違います。小さい、大きいなどの悩みが増えてきますが、赤ちゃんが元気で機嫌がよければ問題ありません。
運動機能の発達
寝返りの出来る赤ちゃんが増えてきます。小柄な赤ちゃんのほうが動きやすく、寝返りも比較的に早く出来るようです。まだ寝返りしない赤ちゃんでも、体を左右に揺らしたり、横を向いて遊ぶことが多くなります
横ばいにすると、両手でバランスよく踏んばります。また、片手で体を支え、もう一方の手をおもちゃに伸ばすこともあります。あおむけで手で足をつかんだり、足を宙に浮かせたり、全身の動きも活発。足の指をなめたりもします。
手の発達
指先がだんだん器用になり、目で見たものを自分でとり、両手でつかで目の前で握ったり、口に運んだりして遊びます。これは目と手の動きの連携がスムーズにいくようになったということで赤ちゃんの大脳がそれだけ発達した証拠。
握る力が強く、いったん手に入れるとなかなか話そうとしません。大人の服や枕など、なんでも手を伸ばし口に入れて調べます。感覚機能を総動員してものに対する認識を深めているといっていいでしょう。ハンカチなどを顔にかけると、両手で取ることも出来ます。
心の発達
この頃になると焦点もかなりあってきて、おもちゃを振ったりすると反射的にまばたきをするようになります。聴覚も発達し何の音にも興味をしめして顔を向けるようになります。
人に対する認識も深まり、普段世話をしてくれる人とそうでない人との区別がもつくようになりますがこれが人見知りの始まりです。
『あー』とか『うー』とかの難語に親が答えてくれるのもうれしいことで、返事が返ってくるとますます声を出します。
記憶も発達してきて『いないないばあ』など繰り返しを喜びます。『ばあ』の動作を持つようになります。顔が出る前からうれしくて笑ってしまうこともあるでしょう。
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