体の成長と運動機能の発達
この時期、ほどんとの赤ちゃんがひとりですわっていられるようになります。
神経の発達は頭からおしりへ、中心から末端へ、という順に発達します。おすわりの完成は、
脳の神経支配が背骨の末端まで行き渡ったことを示しているのです。
こうして、体を起こして姿勢を保つ力は、立って歩くという発達の全段階。
おすわりがうまくなるにつれ、背骨が伸びた感じがします。
足はふっくらしていますが、体の均整がとれてきて、だんだん赤ちゃんから幼児体型に近づいてきます。
はいはいのはじまり
はいはいもそろそろ盛んになってきます。はいはいのスタイルは赤ちゃんによってさまざまですが、形がおかしいと気にすることはありません。自分で移動できるということは、赤ちゃんにとって画期的なこと。
旺盛な好奇心から、目標物へ向かっていこうとするでしょう。十分動けるよう、室内には危険がないようにしておきます。
知覚の発達
知的な発達も目覚ましく、この時期には漠然とした言葉の理解、状況の理解も進んできます。
要求したいことがあると声を出して注意をひこうとし、抱いてもらおうと、手を伸ばしたりすることも。要求が通らないと大泣きしたりしますが、これも自我がそれだけ発達ししてきた証拠です。
甘えてくるとき、不安があるときは突き放さず、いつでもそばにいつことを確認させ、安心させてあげましょう。ひとりで遊んでいるからといって、ほうっておかず、声をかけ、見ていてあげるのも大切です。
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