(1)味付けは薄味にする。初期の味付けは必要ない。だしは、初期食、中期食は昆布だし、
後期食からかつお節も使用する。煮干しは1歳ごろから使用する。
(2)材料は、できるだけ安全で新鮮なものを使用する。調味料は、できる限りアレルギー用の
もの等を使用する。
(3)配食量は、口に入る量よりもこぼれる量の方が多い場合もあるので喫食量よりも多めにする。
摂取・消化しやすい調理形態が良い。
(4)生活のリズムが、ずれた場合にはできる限り個々の子どもに合わせるようにする。
(5)離乳食の出来上がり温度は、熱すぎたり、冷たすぎたりしないようにする。
(6)離乳食は、単調になりやすいので、栄養の偏りや偏食になるのを防ぐ為になるべく広範囲な食品や各
種の調理方法を取り入れる。(乳幼児の献立を基本とする。) (7)野菜には、緑黄色野菜を加えることが望ましい。
(8)後期食以降は、鉄が不足しやすいので赤身の魚や肉、レバーを多く使用する。
(9)離乳食は、煮たものが中心となる。それぞれ食品のもつ味を活かしながら、薄味でおいしく調理す
る。 (10)豆腐の代わりに中期食から納豆・煮豆(つぶし)を用いることができる。生揚げ・油揚げは後期食
より使用する。 (11)油脂類は調理の副材料として、バター・マーガリン・植物油を中期食から適宜使用する。
ただし、なるべく少な目にする。揚げ物は、なるべく完了期より使用する。
(12)はちみつは乳児ボツリヌス症予防のため満1歳までは使わない。
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