体の成長と運動機能の発達
7ヵ月に入ると運動が活発になるため、体形もほっそりしてきます。
個人差はあるものの7〜8ヵ月の間には、ほとんどの赤ちゃんがおすわりをマスター。
呼ぶとふり向いたりしますが、まだ背中は伸びず、姿勢も前かがみです。
すわることで視界が広がり、おもちゃなど興味のある物には自発的に手を伸ばしてくるでしょう。
手の機能
親指、人さし指、中指と、3本指でなんとか物をつかめるうなってくるでしょうか。
左手と右手の神経の分化も進み、手のひらサイズのおもちゃなら、右手から、左手に持ちかえることも。左右の手を別方向に動かして新聞を破る遊びも、このころの赤ちゃんは大好きです。
自我の芽生え
人に対する認識が深まるとともに、赤ちゃんはすごく、初期の自我の芽生えといったものに見えてきます。人の好き嫌い、大人にかまってもらいたがるのもその一つ。
要求が通らないと大泣きすることも。
大人の言葉から伝わる感情を漠然とですが感じとることもできるようです。
ほめられれば、喜ぶし、「ダメ」と強く言われれば、しかられたことがわかって泣きだす子もでてきます。
喃語がら模倣へ
このころの赤ちゃんの出す言葉は、喃語と意味のある単語の中間のような感じ。
それと、同時に始まるのが模倣です。
模倣は赤ちゃんが社会性や言葉を獲得するうえでたいせつな遊び。「ばいばい」なども動作と言葉を繰り返していくうちに、意味が理解できるようになるのです。
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