子供が異物を誤飲 |
1.毒性の強さと治療の緊急度 ・至急医師の治療が必要なもの 漂白剤、トイレ洗剤、食器洗い用洗剤、ベンジン、シンナー、ガソリン、灯油、染毛剤、マニュキア除去剤、パーマ液など ・医師の治療が必要なもの 防虫剤(樟脳、ナフタリン)、タバコ、洗剤、化粧水、水銀電池など ・少量なら問題になることは少ない 防虫剤(パラクロルベンゼン)、中性洗剤、乾燥剤(塩化カルシウム、生石灰)、インクなど ・ほとんど中毒の心配はない 石けん、マッチ、クレヨン、絵の具、口紅、乳液、体温計の水銀、蚊取り線香、シリカゲルなど 2.意識があれば、吐かせてよいかどうかを判断する 意識があり、呼吸や脈拍がはっきりしていれば、飲みこんだものが、吐かせてよいかものかどうかを確かめま す。 飲みこんだものが、酸やアルカリ、ガソリン、灯油などの石油類、漂白剤、噴霧殺虫剤、液体家具磨き剤などのとき や、口やのどがただれていたり、なにを飲んだかわからないときは、吐かせてはいけません。 それ以外の場合は、水やぬるま湯を飲ませ、舌の奥を指で刺激するようにして、胃が空になるくらい何度も吐 かせます。 同時に救急車や医師の手配をします。 |