《9〜10ヶ月》
・歯ぐきでつぶせるかたさ(指でつぶせるかたさ)
・5倍粥を80〜100g(子ども茶碗8分目)
・離乳食から栄養の半分以上をとるようになり、離乳食の重要性が高まる。
・魅力ある食事メニューと盛り付けが大切になる。
・野菜のやわらか煮(30g以上)、魚・肉・レバー・煮豆など(20〜30g)、豆腐なら50g、卵は全
卵を1/2個 ・メニューの中に手でつまんで食べられるものを入れる。
《11ヶ月》
・軟飯を80g(子ども茶碗1杯程度)
・栄養の2/3を離乳食からとるようにする。
・この時期になると、ほとんどのものが食べられるようになるが、まだ大人と同じ食事は無理で、
同じような食事でもやわらかく煮る。薄味にするように心がける。
後期食のポイント
・味付けはごく薄味に(大人の半分以下)
・食事のバランスを考えて、偏食に気をつけましょう。
・赤ちゃんの歯ぐきでつぶせる硬さの食べ物を選びましょう。(やわらかすぎると、飲み込んでしまうので適
度な硬さがむずかしい。) ・なんでも自分でやりたがる時期なので、手で持って食べられるような調理の工夫をしましょう。
・食べる量にむらが出てきますが、あまり気にせず長い目で見守っていきましょう。
・大人が持っているスプーンを持ちたがる。一緒に手を添えて口に運んだりしてみる。
・コップを使い始める。(透明のもので、口の動きが見え片手で持てる位の大きさが良い。
哺乳ビンの蓋位の大きさが子どもには持ちやすい。)
離乳食完了期(生後12〜15ヶ月)
歯食べ期(カチカチ期)乳児食に移行していく。
・前歯で噛み切れるかたさ
・手で持ち噛み切れる大きさのもの。
・栄養のほとんどを離乳食からとれるようにする。
・全卵を1/2個〜2/3個
・牛乳をコップで与えるようにする。
・1日3食を大人と同じに朝食、昼食、夕食時としおやつは、午前9時半ごろと午後3時ごろの
2回与える。
・スプーンを持って、口に運んだりする。
・"自分で食べたい"という気持ちが現れる。
・遊び食べも出てくる。(コップを倒す、食物を捨てるなど)
幼児食(生後16ヶ月〜 )
・片手に茶碗を持ったり、押さえたり、一方の手でスプーンを持って食べられるようになる。
・好みも出てくる。
・友達が食べている様子をみて、「〜ちゃんも食べてるよ」「おいしいね」と促すと食べてみたり、
友達に食べさせてあげたりと、友達とのかかわりも見られる。(社会食べの始まり。)
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