子育て育児の悩みをスッキリ解決!子育て119  

離乳初期


《5ヶ月》


・調理形態はうまく飲み込めるようなドロドロ状(プレーンヨーグルト状)。

・粒々がなく飲み込みやすいもの。

・つぶし粥がある程度食べられるようになったら野菜マッシュを平行して入れていきます。

・初めは、ジャガ芋のマッシュを一さじから始め、味を慣らしていきます。3日は続けましょう。3日後か
らまた新しい野菜を一さじから増やしていきます。一皿に3品くらい入れていきます。

・離乳食から補給される栄養量は期待しなくてもよい。



― 野菜の裏ごしの作り方 ―

 やわらかく茹でた野菜を裏ごしし、野菜スープでのばす。味付けは必要ない。

 かぼちゃ、大根、かぶ、ジャガ芋、キャベツ、玉ねぎ、さつま芋など。



《6ヶ月》



・調理形態はベタベタ状(ジャム状)。

・マッシュは個々に合わせて少しずつ粒を大きくする。

・10倍粥を子ども茶碗に〜1/2位

・たんぱく質の多いものを増やしていく。

・白身魚(かれい、ひらめ、たらなど)、しらす干し、豆腐などを一さじから始め、便の性状や

  アレルギー症状を観察する。最初はすりつぶして与え、除々に粒を大きくしていく。

・野菜はやわらかく煮てすりつぶし、除々に粒を大きくする。(20〜30g・3品目)かぼちゃ、人参、か
ぶ、キャベツ、ジャガ芋などお腹にやさしいものから。

・味付けは無しにする。



初期のポイント



・便の様子、機嫌の善し悪しなどを見ながら進める。

・離乳食後の授乳は、まだまだ授乳が必要なので離乳食を食べた後も欲しがるだけ飲ませます。

・素材の味を知るために、あまり混ぜないで単品で与える。

・離乳食を嫌がるときは、食事の調理形態(粒々がないか)、味付け(濃くないか)、

  温度(熱すぎたり冷たすぎてないか)チェックしてみましょう。なめらかなものにすると、食べることが
多いです。

・保育者が、食事の前後に手や口を拭いたり、「いただきます」「ごちそうさま」と言って、習慣付けることを
子どもに身に付けましょう。



― 食べさせ方 ―

・抱き方:授乳時よりも立て抱き。保育士の胸の上と上腕の所に子どもの頭がくるようにする。

・適量を子どもの口の正面からまっすぐ運び、子どもの目線が食物に向くようにする。

・気が散らずに食事に集中できる環境。(介助者以外の人が声をかけると食事が中断してしまう。)


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