子育て育児の悩みをスッキリ解決!子育て119  

生活のリズム・ねんねのしつけ


早寝・早起き・安定した生活リズムは、赤ちゃんの健康を守り、成長を支える基本です。
睡眠や外遊び、食事を中心に生活をととのえていきましょう。 

 
しつけの目安

0〜1ヵ月 
生まれてから生後1ヵ月くらいのまでの赤ちゃんは、昼と夜の区別がなく、3〜4時間おきに眠ったり、起きた
り繰り返します。寝入りばなによくぐずる赤ちゃんと、あっという間に眠ってしまう赤ちゃんがいて、眠りに
も個性があることがわかります。
 
4〜6ヵ月 
新生児のころにくらべると、眠ったり起きたりの間隔が少しだけ長くなり、夜起きてなく回数がちょっぴり減
ってきます。6ヶ月の後半ころには夜まとめて寝る子も。昼夜の区別をつけるためにも、夜電気を消すなどの
環境づくりを心がけて。
 
8ヶ月〜1才
 昼間に起きている時間が長くなり、昼と夜の区別もだいぶつくようになってきます。昼寝は、午前1回午後1
回の1日2回になります。離乳食や散歩、ねんねのスケジュールがととのってきますが日によって多少ずれて
も問題ありません。
 
1才半ごろ 
1才半ころには昼寝は午後の1回になります。これは4〜5才くらいまでつづきますが、中にはしない子もいま
す。親が夜型だと子供も影響しやすいもの。大人のように睡眠を自分でコントロールできないので、親の生活
の見直しも必要です。
 
3才になると
 この時期になると外遊びがますます大好きに。自転車に乗ったり、飛び跳ねたり、体を思う存分に使って遊
びます。これが自然な睡眠を誘うのです。昼の運動が十分だと、質のよい眠りが得られ、成長ホルモンの分泌
バランスをととのえます。
幼稚園や保育園など集団生活に入る子は早寝、早起きに慣れましょう。 
  
わが家なりの生活リズムをつくっていきましょう

生後七ヵ月ころになると、夜まとめて寝るようになります。この時期になったら、朝だいたい同じ時間にお
き、食事、外遊び、昼寝、入浴、就寝といった基本的な生活リズムを作っていくことが大事。といっても、集
団生活に入るまでは親の生活を全部くずしてまで早く寝かせたほうがいいとこだわりすぎる必要はありませ
ん。赤ちゃん時代はそれぞれの家庭なりのリズムを作っていくことに力を注ぎましょう。生活のリズムと睡眠
のリズムを上手にしつけるためには、早起きして午前中たっぷり遊部ことが基本です。赤ちゃんがスムーズに
眠りにつけないというときは、テレビを消したり大人も静かに過ごすようにしたりして、眠りに入りやすい雰
囲気を作ってあげましょう。

しつけのココロ

 『しつけ』には二つの意味があります。一つ目は、食事のマナーや着替えの仕方、清潔を保つことなど、生
活に必要な基本的な技能を身につける手助けすること。二つ目は、何かしてもらったら『ありがとう』を言う
など、社会の一員として気持ちよく生活できるようなルールやマナーが身につくように手助けすることです。
 しつけは親の思いどおりに育てようということではなく、備わっている育つ力によって子供が自ら学習し、
獲得していくものなのです。 

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