子育て育児の悩みをスッキリ解決!子育て119  

歯みがき・清潔のしつけ


『口の中や体をさっぱりきれいにすることは気持ちがいい』という経験が、衛生面でのしつけの第一歩。毎日
の習慣として定着させるには、楽しい雰囲気をつくることがコツですよ。 

 
しつけの目安

5ヵ月〜
 離乳食が始まったら『ごはんのときはきれいにしようね』と食事の前におしぼりで手をきれいにします。食
後には白湯を飲ませて口の中のかすを洗い流して。この白湯が習慣づけは、1〜2才」ではみがきをいやがる
ようになたときの安心材料にもなります。
 
1才〜
 歯が生え始めたころはガーゼで歯の表裏を軽くふきとるだけでOK。歯が4〜5本生えそろってきたら、離乳
食のあとや寝る前には、乳児用の歯ブラシでブラッシングします。歌を歌ったり楽しい雰囲気で、手早くすま
せるのがコツです。 
 1才ころになると、洗面所に踏み台を置いて手洗いすることができるようになります。石鹸をつけて指の股や
つめの中もきれいにしましょう。親のリードで子供は手洗いのコツを学びます。『きれいになって気持ちいい
ね』などの声がけも忘れずに。 

2才〜
 1才近くになって大人のまねっこが得意になってきたら、歯ブラシを持たせましょう。大人が歯を磨いてると
ころを見せるのも効果的です。2才を過ぎるころには、それらしき手つきになってきます。まだじょうずでき
ないので仕上げみがきも忘れずに。
 
3才になると 
3才を過ぎると手が汚れたことがわかり、大人に促されると一人で上手に手を洗うことができます。歯みがき
も歯の表面だけならなんとかOKただし、歯みがきの自立は6才過ぎが目安。まだまだ大人の仕上げは必要で
す。 


肩の力を抜くことが、毎日つづけるコツ

 歯みがきや手洗い、お風呂などの生活習慣を赤ちゃんに身につけさせるためには、やり方を教えるだけでは
なく、親も一緒にやることが大切。親がしていることを見せなければ、いくら教えても赤ちゃんの習慣として
定着するのは難しいでしょう。
 嫌がって抵抗することは多いでしょうが、無理じいせず、肩の力を抜いて楽しむことが毎日つづけるコツで
す。
 歯みがきや清潔に関することは、あまり気にしすぎると、子供がちょっとしたことでも手を洗わないときが
すまないといった過剰反応を示すようにあることもあります。自己主張のはげしい子は特に大変でしょう。で
も、赤ちゃんにいうことを聞かせるより、親の気持ちを切り替えたほうがよい結果を生みます。3才ごろには
驚くほど楽になりますよ。 
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