子育て育児の悩みをスッキリ解決!子育て119  

6〜7ヵ月の赤ちゃん


運動機能の発達

大人が手で支えたり、何かに寄りかからせると、不安定ながら一人でお座りしてられるようになります。最初は背を丸めて手を前に手をつく格好ですが、だんだん一人で長い時間座ってられるようになります。
 体全体のバランスもよくなり急に横に倒すと、倒した側の手が体を支えようとしてヒョイと伸びます。これはバランスを上手に保つための防御反応。これまでの赤ちゃんにはできなかったことで、大脳が新しく獲得した高次元の動作です。あおむけで足を持ち上げる姿勢も獲得になり、この体勢からコロコロ寝返りする子も出てきます。うつぶで上体をそらせて遊ぶ姿も見られるでしょう。

手の発達

ご機嫌で気が向いたときには、ハンカチやガーゼを顔に載せると片手で取れるようになります。また、これまでは「持つ」という感じだったおもちゃなども「つかむ」という感じになってきます。でも指先をコントロールする力はまだ未熟。パンやビスケットなどをつかんでもつぶしてしまいます。

人見知りと感情表現
6ヵ月ごとから1才前後までの間は、ほとんどの赤ちゃんが、程度やあらわれ方に個人差はありますが、なんらかの形で人見知りするようになります。

たとえば、知らない人に抱かれると、なんとなく妙な顔をしたり、あやしても笑わなかったり、泣いてしまったりこれも立派な人見知りで、赤ちゃんがいつも知ってるたいせつな人の区別がつけられるようになってきたということです。

「ブーブー」「バー」など唇を使う音のなん語も出てくるようになり、感情表現も豊かになってきます。赤ちゃんと会話ができるようになると子育てもいっそうたのしくなってきますよ。
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