読み聞かせとは、主に乳幼児期から小学校年齢の子供に対して、話者が絵本などを見せな
がら音読することです。
乳幼児期の情操教育・文字の習得などに効果があると言われているほか、年齢が上がって
も、読書への導入としても有効と言われており、集中して話を聞く訓練にもなります。
そのため、小学校でも、読み聞かせの時間を取っているところも少なくありません。
読み聞かせの効果
○聞く力を育てます
○ことばからイメージする力を育てます
○本に対する興味を育てます
○読み手と聞き手の交流が生まれます
もう一つの効果
読み聞かせは、読む方の側にとってもプラスになります。
絵本には大人も小さい頃夢中になって読んでいた懐かしい記憶があります。
忘れかけていた温かい気持ちを思い出すことでしょう。
絵本は子供のためだけのものではなく、全ての人の心を育てます。
読み方の方のポイント
とくに決まったやり方はありません。
ですが、最初のうちは教育を意識しすぎるよりも、一緒に楽しむことを意識した方がうまくい
きます。
重要なのは、やさしさや感動といったものを一緒に感じることです。
その繰り返しから、知識や教養を身につけていきます。
子供に無理に読み聞かせをすると、本嫌いになるおそれもあります。
子どもに無理に読み聞かせをしても決して効果はありません。
もともと絵本が大好きな子供達です。興味を持つまで気長に待ちましょう。
絵を楽しみながら、子どもが言葉を聞き取ることができるくらいのゆっくりとしたスピードで読
みましょう。 |